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木心の魅惑の世界

2016年1月18日

木心(Mu Xin)美術館 

作家、詩人、あるときは反体制思想犯でもあった中国人画家 木心(Mu Xin)の作品は、風光明媚な中国の景色を描写した穏やかなものです。木心の軌跡を辿る新設美術館が、その墨絵のように静寂に満ちた優雅な場所だというのもうなずけるというもの。

美と調和をテーマにした木心美術館は、木心の生誕地であり、1300年の歴史を持つ運河の街、烏鎮(上海から90分)にある、元宝湖の鏡のような湖面に浮かんでいます。 

茅葺き屋根の家々が織りなす伝統的な近隣の風景とは対照的に、美術館は極めて現代的。墨絵の刷毛目を思わせるさりげない線を施した8棟のコンクリートの四角い建物が、重力を感じさせずに浮かんでいます。

もちろん、インテリアも実に絵画的。歩道橋を渡り広々としたエントランスホールに向かうと5つの常設展ギャラリーが広がり、木心の写真からエフェメラ、書道やリソグラフまで、すべてを展示しています。その建物と同じように、中国の感性をヨーロッパの技術と組み合わせた繊細な絵画も数多く所蔵しています。

2棟の企画展会場もあり、最近ではフリードリヒ・ニーチェが木心に与えた影響を検証する展示会が開催されました。その他にも、図書館や、美術館巡りの疲れを癒すラウンジ、石庭を臨むカフェも完備しています。まさに絵のような空間で、くつろぎのひと時を。

Tongxiang / Wuzhen / Zhejiang / +86 573 8873 1822 / 毎日 9:00-17:00 / muxinam.com

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