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不思議なウォーホールの世界

2015年11月26日
ウォーホール・アンリミテッド(Warhol Unlimited)
ここで質問です。アルバート・アインシュタインとマリリン・モンロー、毛沢東と銃をもった王様とを結び付けているものは何でしょう? もちろん、アンディ・ウォーホールです!現代の最も象徴的なビジュアルイメージを製作したアーティストの一人であるウォーホールがポップアートを形作ったように、ひとつのムーブメントをここまで完全に象徴したアーティストは他にそうはいません。しかしながら、ウォーホールはおなじみのシルクスクリーン以外にも数多くの作品を残しており、パリ市立美術館(Musée d’Art Moderne)で開催されている注目の展覧会「ウォーホール・アンリミテッド」では、そういった作品に焦点があてられています。

目玉の102点のシルクスクリーンの連作を中心として、展覧会ではヨーロッパで初めて『Shadows』の全作品が初公開されています。
展示されている200点の作品は、ウォーホールの作品の中でも連作を中心としており、絵画の一般的な鑑賞の方法に問いを投げかけています。実際、ウォーホールは『Shadows』について、展示会のオープニングでディスコパーティが催されたことをうけて、これは芸術ではなく「ディスコの飾り」のようなもの、と言ったといわれています。

130 mの長さの連作の他に、『Electric Chairs』や『Jackies and Flowers』などのユニークなシリーズや『Silver Clouds』などの実験的映像、ベルベット・アンダーグラウンド(Velvet Underground)のコンサートのために制作された目をみはるような空間などを鑑賞することができます。

アーティストとしてのウォーホールにそれほど馴染みがなくても、たとえアートシーンに関して全く無知でも、最初から最後までウォーホールの世界に魅せられることに間違いありません。見終わったときには、もう一度訪れたくなることでしょう。

2016年2月7日まで。

Musée d’Art Moderne de la Ville de Paris / 11 ave du Président Wilson, 16th / +33 1 53 67 40 00 / 火-水&金-日 10:00-18:00、&木 10:00-22:00 / mam.paris.fr

写真提供:Warhol Unlimited, Musée d’Art Moderne de la Ville de Paris。

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