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空間を自在に泳ぐ魚たち

2014年2月13日
フランク・ゲーリー:フィッシュランプ展(Frank Gehry: Fish Lamps)

“災い転じて福となせ(when life gives you lemons, make lemonade) ”という諺がありますが、プリツカー賞を受賞した著名建築家のフランク・ゲーリーの場合には、製作途中で誤って割ってしまった作品から新たな名作のヒントを得たそうです。フォーマイカ社の依頼で、当時の新素材カラーコア®を使用してインスタレーション作品群を制作していた時にその一つを割ってしまい 、その破片が魚の鱗を連想させたといいます。 それをもとに1984年には1作目の「フィッシュランプ 」を発表し、それ以来 、魚は作品のモチーフの一つとなってきました。

香港島の畢打街(Pedder Street)にある「ガゴシアンギャラリー香港店/Gagosian Gallery」では、3月1日までカナダ出身の偉大な建築家が、魚をテーマに制作した不思議な最新作シリーズを目にすることができます。実物大から巨大なものまであり、柔らかい光を放つ金魚や黒のクロコダイルのランプは金属ワイヤー、シリコン、カラフルな固形ラミネート素材のカラーコア®を使用し、手作業で仕上げた作品です。壁や台座に固定され、あるいは天井から釣り下がる鯉のような作品は、香港の街で無秩序に輝くネオンサインの洪水の中にあっても印象深いものとなっています。このチャンスをお見逃しないようにお出かけ下さい。

本展示は2014年3月1日まで開催

Gagosian Gallery / 7/F Pedder Building / 12 Pedder Street / Central / +852 2151 0555 / gagosian.com

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