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必見の近代美術作品

2017年1月23日
シカゴ現代美術館の最新情報

寒さが厳しいイリノイ州の冬。外の寒さに耐えられなくなったら、迷わず近くのギャラリーに逃げ込みましょう。シカゴ現代美術館(MCA)なら暖房が効いているうえ、興味をひかれる近代美術作品を鑑賞できます。今回は、2017年に開催される最新の3つの展覧会をご紹介します。

フェミニストのハードコアパンクバンドが起こしたムーブメントの名前を冠した「Riot Grrrls」(2017年6月18日まで)は、先駆的な女性の抽象画家10人に芸術界の男女格差を突きつけています。メアリー・ハイルマン(Mary Heilmann)、シャーリーン・フォン・ハイル(Charline von Heyl)、ジュディ・レジャーウッド(Judy Ledgerwood)といった有名アーティストに加えて、新進気鋭のアーティストたちにもスポットライトを当てています。トマ・アブツ(Tomma Abts)の興味深い幾何学模様の作品「Dele」や、ジョイス・ペンサート(Joyce Pensato)の印象的な作品「Silver Batman II」は必見です。

展示が始まったばかりの「Chicago Works:Chris Bradley」(2017年7月2日まで)では、地元アメリカの概念芸術の彫刻家を紹介。ウォーホルを彷彿とさせるポップな作品は日常的なものをうまく使いながら、新鮮で独特のひねりが加えられています。ブラッドリー(Bradley)は、鋳造ガラスで氷の袋を作ったり、塗装した鋼とブロンズでピザの箱やジャンクフードを作ったり、思いも寄らない材料を使った作品を生み出しています。缶からポテトチップス、バナナに至るまで、ブラッドリーの手にかかれば、あらゆるものが芸術作品の材料に。

この夏の目玉として大いに注目されるのが、遊び心溢れる日本人アーティスト村上隆の奇妙な名前の展覧会「Takashi Murakami:The Octopus Eats Its Own Leg」(2017年9月24日まで)です。村上が描く活気に満ちたマンガ風のスタイルやストリートアートのようなアニメキャラクターは、ルイヴィトンのモノグラムのハンドバッグを飾っています。さらに、村上はカニエ・ウェストとのコラボレーションも果たしています。この大規模な回顧展では、東洋と西洋、古代と現代、高尚と世俗が融合した、村上のアーティスト人生における約50点の作品が展示されます。

MCA / 220 E Chicago Ave / +1 312 280 2660 / 水曜日-日曜日 10:00−17:00、火曜日 20:00まで / mcachicago.org


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