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脱帽ものの帽子

2015年8月17日

Nick Fouquet(ニック・フォケット)

 

さて、問題です。エイブラハム・リンカーン、ココ・シャネル、チェ・ゲバラ、ファレル・ウィリアムスの共通点は何でしょう? 答えは、全員が時代の最先端を行く革新的な人物だということです。 そして、時代が違う最初の3人に帽子を捧げるチャンスはなかったものの、どんなときも帽子をかぶっているファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)氏がひいきにしているのが、ヒップな人々が愛してやまない帽子職人ニック・フォケット(Nick Fouquet)氏です。

 

ニューヨークに生まれフランスとフロリダで育ったフォケット氏は、常にファッションの世界で頭角を現してきました。 ラルフローレンやリーバイス、ゲスのようなブランドは、その澄んだ青い目とサーファーカットに目を付けましたが、モデルだったフォケット氏は着る側ではなく作る側に興味を持っていました。 そして、ベニスの裏通りで「カウボーイ」に出会った時に進むべき道が見えました。それが、帽子職人です。 (なお、帽子職人と婦人帽子職人では必要とされる技術が異なります。フォケット氏はあくまで帽子職人です。)

 

その後、彼は必要な機械を手に入れ、米国でもわずか30人の職人しか残っていないまさに消えゆく職業と言うべき世界で、自らの腕に磨きをかけ始めました。 彼が生み出す帽子は、エクアドル産の麦わらやビーバーの毛のフェルトなどいずれも昔ながらの素材からオーダーメイドで作られており、複雑で手間のかかる工程を経てできあがります。 そうして完成すると、ペンで手書きした詩をバンドに挟むといった、独自のひとひねりが加えられ、ようやく注文主の手に渡ります。

 

その手になるテンガロンハットは、ボブ・ディランやマドンナ、ジャニュアリー・ジョーンズ、ジャレッド・レトなど数多くの有名人の頭を飾っています。 脱帽ものの帽子をどうぞご覧ください。

 

853 Lincoln Blvd / Venice / +1 310 310 2315 / 火-土 12:00-19:00、月 要予約 / 納品は注文から約8週間 / nickfouquet.com

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