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沈思黙考の時間

2015年8月24日
「Pause(ポーズ)」展
にぎやかな通りを走り抜けるトゥクトゥクと同じように、「ビッグマンゴー」の愛称で知られるバンコクではすべてが全速力で目まぐるしく動いています。 高層ビルがこれほどの凄まじいスピードで建設され、トレンドも人気が出たそばから時代遅れになっていく場所は、世界を探してもほとんどないでしょう。 実のところ、ここタイの首都で何より手に入りにくいのは、つかの間の休息かもしれません。 しかし、今は違います。Bangkok Art & Cultural Centre(バンコク・アート&カルチャー・センター)で、「Pause(ポーズ)」展が開かれているのです。

国際写真フェスティバルのPhotoBangkok(フォトバンコク)が企画し、アーク・フォンスムット(Ark Fongsmut)氏がキュレーションを務める同展覧会は、経済・社会・文化の面で慌ただしさに追われる人々がひと時の安らぎを味わえるようなさまざまな作品を展示。 どの写真もそれぞれのテーマで制作されていますが、随所に工夫をこらしたフォンスムット氏のコンテクストの中では、すべてが一体感を醸し出しています。

写真家は東南アジア全土から選ばれており、写真を使って過去の痛ましい一面をまだ見ぬ未来と結び付けようとするカンボジアのキム・ハク(Kim Hak)氏、ジョグジャカルタの旧軍舎で生活や制作、展示を共にするインドネシアのアート集団MES 56(メス56)、そして見えるものと感じるものの間にあるギャップに印象的なフォトモンタージュの技法で挑む、地元出身のプラティープ・スタトンタイ(Prateep Suthathongthai)氏の作品などが展示されています。 アドバイスが欲しいですって? 何はともあれ、どうぞゆっくりとご覧ください... 都会のペースから離れたとき、見逃していた何かがきっと見えてくるでしょう。

2015年11月1日まで。
Bangkok Art & Culture Centre / 939 Rama 1 / Pathumwan / +66 2 214 6630 / 火-日 10:00-21:00 / bacc.or.th
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