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ソール・ライター回顧展

2017年5月1日
ソール・ライター、東京に初のお目見え

赤い傘を握りしめ雪の道を歩く人、床屋で佇む男、通り過ぎる車、道に飛び降りる猫。ニューヨークの街が見せる様々な人生の瞬間を、それぞれに得も言われぬ魅力を湛えたモノクロとカラーのイメージで捉えたアメリカの写真家、それがソール・ライターです。近年「再発見」され話題となったこの写真家の日本初の回顧展が、東京のBunkamura ザ・ミュージアムで開かれています。

 

ソール・ライター(1923-2013)は、画家となる決意を胸に、1940年代にニューヨークに移り住みました。1947年、彼は当時高い評価を得ていたフランスの写真家アンリ・カルティエ=ブレッソンの展覧会を見る機会を得ました。以来、写真家を志すようになった彼は、ライカのカメラを手に入れニューヨークの街角の写真を撮り始めます。50年代から80年代にかけて、ファッション写真の世界の第一人者として『エル』や『ヴォーグ』などの有名誌で活躍。しかし80年初頭に引退してからは、自分の作品に没頭するようになり最前線から退きます。

 

幸いなことに、2006年にドイツのシュタイデル社から出版された作品集が評判となり、ライターの写真が再び脚光を浴びることになりました。2012年には、ドキュメンタリー映画『写真家ソール・ライター 人生で見つけた13のこと』が公開され、より多くの人に彼の写真の魅力が知られるようになりました。ネオンに照らされたキスをするカップルやレインコートを着た男たちなどを捉えた彼の作品は、新たなファンを魅了し続けています。

 

この度、Bunkamura ザ・ミュージアムで開催される『ニューヨークが生んだ伝説 写真家 ソール・ライター展’』は、ソール・ライター財団の協賛を得て、ライターによるモノクロおよびカラー写真、絵画、その他のアーカイブ所蔵品など約200点を幅広く展示します。また、同施設にある映画館ではニューヨークに関連する映画も上映されます。最高のショットを、たっぷりご堪能ください。

 

2017年4月29日-6月25日

Bunkamura ザ・ミュージアム / B1F / 東京都渋谷区道玄坂2-24-1 / 03 3477 9111 / 日-木 10:00-18:00、金-土 10:00-21:00 / bunkamura.co.jp