デスクトップ版(PC版)を閲覧中です。

モバイル版へ変更
close
ペン・シティに戻る

人気のすし店

2017年6月19日
Ichimura(イチムラ)

「シンプルなほど良い」ことは往々にしてあるもので、ミニマリズムを体現するトライベッカの日本料理店Ichimura(イチムラ)の控えめな外観を見れば、誰もが「最高」を期待することでしょう。「すしの宇宙飛行士」が現れました…

日本料理店Brushstroke(ブラッシュストローク)でかつて腕をふるっていた著名な板前、市村英治氏が、日替わりおまかせをコンセプトにした超高級すし店をオープンし、大人気を博しています。無駄なくキリリとした店内、席数は10席です。2時間コースで1人300ドルですが、絶妙な料理にはその価値があります。

柔らかい明かりが照らすレンガと木の内装に圧倒されそうだと思わないでください。店内は、控えめな中間色の空間。一列に並んだ淡い色の木とレザーの椅子が、粗目のクォーツ天板の大きなカウンターテーブルの下にすっぽり収まります。アートや凝ったデザインなど気を散らすものは一切なく、シンプルモダンな色彩に62歳の料理長の仕事ぶりが際立ちます。

この東京生まれの巨匠が、ニューヨークで寿司と刺身の腕を磨くこと30年。今は、塩蔵や、酢を加えるなど魚の旨味を最大限に引き出し、熟成させる技術を磨き、新鮮な刺身とともに供しています。巨匠のつくる繊細なごちそうとして、地産のミル貝、アワビ、九州産本マグロなどが並びます。ナチュラルワイン、日本酒、ビール、日本のウイスキーとのペアリングを楽しめます。前菜の感想を伝えると、お客様の好みに合わせたお料理を市村さんが用意してくれます。

一晩で2回転制となっているので、早めの予約をおすすめします。立ち寄り客のみ歓迎という人気グルメスポットの流行に逆らって、予約歓迎です。

Ichimura / 69 Leonard St / +1 212 404 4600 / 毎日 17:30-24:00、土曜日 13:00-15:00 / sushiichimuranyc.com

写真 © Evan Sung, Sasha Maslov

このページの先頭へ