デスクトップ版(PC版)を閲覧中です。

モバイル版へ変更
close
ペン・シティに戻る

黄金時代の魅惑

2016年6月6日
Paley(パリー)

炭水化物好きにとって幸運なことに、LAに新しくできたレストランPaley(ペリー)は、タンパク質をエネルギー源とする原始時代的なパレオダイエットとは無縁です。この夢のようなレストランは、実は、1930年代のランドマークだったこの建物に入居していた有名なCBS Studios(CBSスタジオ)の元最高経営責任者、ウィリアム・S・パリー(William S. Paley)氏にちなんで命名されました。

ミニマルな曲線美は、目のごちそうです。建築家ウィリアム・レスケーズ(William Lescaze)氏が当初設計したのは、コロムビアスクエアと異名を取っていた複合施設にColumbia Broadcasting System (コロムビア放送)を入居させるためでした。複数の人気ミュージシャンを顧客にもち、ハリウッドの黄金時代の先触れとなった店ですが、今日、お皿の上で繰り広げられている演出は、ハリウッドの料理の魅力を一新するものになっています。

パリー氏がラジオに革命を起こしたように、ホスピタリティ集団Plan Do See(プラン・ドゥ・シー)が手がけ、225の座席をもつ洗練されたレストランは、魅惑的なミッドセンチュリーモダンなしつらえの中で伝統的カリフォルニア料理を提供する大志を抱いています。地元設計企業Bishop Pass(ビショップ・パス)が担当している豪華な内装に、柔らかく沈み込むブラウンのレザー製バンケット席、シックなホワイト&イエローの座席、ダークオークのテーブルを組み合わせています。風格のある建物に天井から窓まで続く窓から光が差し込む中、すべすべのコンクリートの柱、淡い色の大理石カウンター、レトログラフィックな照明があり、真鍮のディテールがかすかな輝きを放っています。穴のあいた金属製の壁は、かつてのラジオマイクを彷彿とさせます。

Church and State(チャーチ・アンド・ステート)出身でFarm to Table(農場から食卓まで)というカリフォルニアのムーブメントの旗手であるグレッグ・バーナード(Greg Bernhardt)シェフが、生のシーフードを使った前菜から絶品のメイン(柚風味のスズキなど)まで、上品な旬の料理を供しています。ダイニングルーム、カクテルラウンジ、パティオ、豊富な米国産ワインが揃うこのレストラン、訪れないわけにはいきません。

6115 Sunset Blvd / Hollywood / +1 323 544 9430 / ランチ 月-金、ブランチ 土、日、ディナー 毎日 / paleyhollywood.com

このページの先頭へ